
■東京2025世界陸上 男子マラソン(15日 国立競技場発着、42.195㎞)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
世界陸上・男子マラソンの優勝争いは大接戦となり、最後は異例の“同タイム”の着差ありで決着がついた。
残り1㎞でA.F.シンブ(33、タンザニア)、A.ペトロス(30、ドイツ)、I.アウアニ(29、イタリア)の3人が競り合ってゴールの国立競技場へ。最後の力をふり絞る3人で国立に入るとまずアウアニが遅れ、シンブとペトロスの2人の勝負に。
最後の直線勝負にもつれ込み、ペトロスがリードすると、残り10mでシンブが衝撃のラストスパート。何と2時間9分48秒の同タイム。写真判定の結果は“着差あり”でシンブが大逆転の金メダルを手にし、優勝争いは衝撃の結末となった。
中継の解説を務めた青山学院大・原晋監督はゴールの瞬間に「うわーーー!」と大きな声をあげ、「しかし、1500m、5000mの競技会のゴールシーンを見るぐらい、場合によっては100mのゴールシーンを見るようなフィニッシュでしたね。42.195㎞を走って、ゼロコンマ何秒差で金、銀ですよ。こんなの見たことないですね」と驚きを見せた。
日本勢は初出場の近藤亮太(25、三菱重工)が2時間10分53秒の11位でフィニッシュ。パリオリンピック™代表の小山直城(29、Honda)は2時間13分42秒の23位、初出場の吉田祐也(28)が2時間16分58秒の34位で、男子としては2013年モスクワ大会の中本健太郎(5位)以来となる入賞には届かなかった。
※写真:金メダルのシンブ(左)、銀メダルのペトロス
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