
■東京2025世界陸上競技選手権大会(15日、国立競技場)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
女子100mハードル日本記録保持者の福部真子(29、日本建設工業)が準決勝に臨み、13秒06をマーク、上位2人に入ることができず、日本人初の決勝進出はならなかった。レース後、インタビューに応じ「今季最悪な走りをしてしまったので、本当悔しいなっていう気持ちと、最高な場所で2本も走らせてもらえたこと自体が本当に幸せなことだったので、人生の財産なったなと思います」と、晴れやかな表情で話した。
今季の福部は、リンパ節が腫れて高熱が出る原因不明の病「菊池病」と戦いながらレースに参戦。多くの選手が12秒台をマークするなど、史上まれに見る大混戦を勝ち抜き、2大会ぶり2度目の日本代表として東京世界陸上に臨んだ。「ここに至るまで、たくさんの方に支えていただいて、スタートラインに立てたことが、自分が菊池病になってからここまでの道のりを考えたら、よくやったなと思うので、自分に合格点をあげたい」と、笑顔を見せた。
そして迎えた34年ぶりの東京開催となった世界陸上。予選と準決勝で持てる力を全てぶつけた福部は、「菊池病の方に何かエールを1人でもいいから、何か伝わって欲しいなっていう気持ちで。だからこの舞台に立って2本走った姿が、何かになっていればいいなと思います」と、その思いを語り、「菊地病になってから先が見えない日が続いてたので、それでも今シーズンしっかり走り切れたっていうのが自信になったので、菊池病と闘いながらも、でもやっぱり自分の最高記録、日本記録っていうところを超えていける、そしてアジア記録もやっぱり諦めきれないので、目指していきたい」と、さらなる飛躍を誓った。
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