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エンゼルス菊池雄星 6回104球4失点で2敗目、1回球場に泣かされ満塁被弾…その後修正し立ち直るも勝ち星に恵まれず

スポーツ
2025-04-10 18:45

■MLB レイズ 5ー4 エンゼルス(日本時間10日、ジョージ・M・スタインブレナー・フィールド)


エンゼルスの菊池雄星(33)が10日、敵地でのレイズ戦に3度目の先発、6回、今季最多タイとなる104球を投げて、被安打6(1本塁打)、奪三振5、四死球3、失点4(自責点4)、防御率は5.00で2敗目となった。3試合連続でホームランを浴びたが、1回の失点以降は粘りのピッチングを見せた。


菊池は2度の先発でともに6回3失点とQS(1試合で6イニング以上を投げ、自責点を3点以内に抑える事)は10割、しかし、勝ち星に恵まれず0勝1敗、防御率は4.50。今季レイズの本拠地はフロリダ州にあるジョージ・M・スタインブレナー・フィールド、本来のトロピカーナ・フィールドは2024年10月のハリケーン“ミルトン”の影響で屋根が崩れ落ちて修復の見込みが立たず、暫定本拠地として今シーズン使用する。


3連勝で首位に立ったエンゼルス、相手は5連敗でア・リーグ東地区最下位のレイズ、菊池がマウンドへ立つ前の1回表、エンゼルスは1死満塁のチャンス作ったが、5番・L.オホッピー(25)、6番・Y.モンカダ(29)が連続三振で先制点を奪えなかった。


するとその裏、菊池は1番・2023年ア・リーグ首位打者のY.ディアズ(33)にヒットを打たれて先頭打者を出塁させると、3番・C.ミード(24)にもヒットを打たれるなど2死一、二塁のピンチ。5番はブルージェイズ時代にバッテリーを組んでいたD.ジャンセン(29)、菊池のボールを良く知る打者がしっかりボールを見極めて四球、2死満塁で6番・J.カバレロ(28)には1球目のストレートを狙われてライトへ1号満塁ホームラン。この球場はライトが95.7mとやや狭くなっている。菊池もマウンド上で頭を抱え、いきなり4点を失った。


菊池は2回、変化球を低めに集めて内野ゴロ2つで無失点と立ち直りを見せた。3回には1死一塁で4番・C.モレル(25)、カウント0-2から3球ボールでフルカウントのはずが、モレルは四球と思い一塁へ歩き出した。菊池は“えっ”という表情を浮かべたが、球審もカウントを把握しておらず、珍しくVTRでのカウント確認が行われた。結果はフルカウントでモレルは戻されたが、菊池は長い時間待たされて、四球で出塁を許した。それでも後続をサードゴロ併殺打とピンチをしのいだ。


3回には1死から昨季、巨人でプレーしていた7番・C.モンテス(28)にヒットを浴びたが、続く8番・J.マンガム(29)をセカンドライナーで併殺打と無失点に抑えた。1回に4点リードされたエンゼルスだったが、5回も4番・J.ソレーア(33)がホームランを放ち、この試合3本のソロアーチで3対4と1点差まで詰め寄った。


菊池は5回も安定したピッチングで3者凡退、6回には1死一、二塁のピンチを招いたが、満塁ホームランを打たれている6番・カバレロを7球変化球を続けてフルカウントにすると、最後は渾身のストレートで見逃し三振、続く7番・モンテスの打球をセカンド・T.アンダーソン(31)がゴロをダイビングキャッチ、寝ころんだまま1塁に送球するファインプレーを魅せると、菊池もマウンド上でガッツポーズし、大きな声を出して吠えた。


菊池は6回、今季最多タイとなる104球を投げて、被安打6(1本塁打)、奪三振5、四死球3、失点4(自責点4)、防御率は5.00。3試合連続でホームランを浴びたが、1回の失点以降は粘りのピッチングを見せたが、勝ち星に恵まれず2敗目となった。この試合は6本のアーチが飛び出し、全てがライト方向へのホームランとなった。
 


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