
■MLB ジャイアンツ 1ー2 ドジャース(日本時間13日、オラクル・パーク)
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今季5度目の先発に挑んだドジャース・大谷翔平(31)は、復帰後最長の3回(36球)を投げ、1安打無失点、4奪三振、1四球の快投をみせた。1回の立ち上がりは3者連続の空振り三振で圧巻のピッチング。復帰後2戦目(6月23日、ナショナルズ戦)から8イニング連続無失点で、防御率は1.50から1.00に。
前日、8年ぶりに7連敗を喫したチームは、同地区2位のライバル・ジャイアンツを相手に、投手戦を2対1で制し、ついに連敗を「7」で止めた。
試合後のインタビューに応じた大谷は、この日の登板について「球数もある程度少なめに3イニング投げられたのはいい進歩だった」と振り返り、チームの連敗脱出は「必ずしも悪い試合ばかりではなかったが、この1勝をきっかけにまた連勝できればいいと思います」と安堵の表情をみせた。
この日の初回は1番、2番打者に7球連続のストレートの勝負で連続の空振り三振を奪った。「今日はストレートでいけそうな雰囲気があったのでどんどん投げました。そうじゃないときは変化球でしっかりカウントも空振りも取れる。どちらを選択してもいけるというのが理想的」と自身の状態を分析した。
あと1試合を残すのみとなった前半戦について「健康でここまで試合に出続けられているので、それが何よりで十分かなと思う。まずは後半それを継続したい」と話した。
また、この日の最速は99.9マイル(160.8キロ)をマークし、100マイル前後の速球について「速い球を投げるというのは小さい頃からそこにあこがれていた。速いスピードで投げるピッチャーが好きでしたし、そこを求めてやってきた。変化球を投げる楽しみというか、崩す楽しみも年齢を重ねるごとに増えてきているかなと思う。100マイルだけを投げるんじゃなく、100マイル“も”投げられるというのが今の武器じゃないかな」とし、改めて追い求める投球スタイルを覗かせた。その速球も無理に投げている訳ではないとし、「勝手に(球速が)出ている感じはあるので、それが一番いいことじゃないかな」と自然にできていると口にした。
連敗阻止に向けてプレッシャーのかかる登板となったが、「いつもそうですけど、先制点を与えないというのが先発ピッチャーのやることなので、初回の立ち上がりも良かったですし、いい3イニングだったと思います」と手ごたえのある登板になったようだ。
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