
■東京2025世界陸上 男子110mハードル予選(15日、国立競技場)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
男子110mハードルの予選で、日本記録保持者の村竹ラシッド(23、JAL)が13秒22(-0.3)の組2着でフィニッシュ。組上位4着に入ったため、着順で16日の準決勝に駒を進めた。
国立競技場で大歓声が響く中、最終5組目に登場した村竹は、世界陸上3連覇中でパリ五輪金の王者G.ホロウェイ(27、アメリカ)と同組で隣のレーン。集中して好スタートを切ると、最初のハードルをスムーズに越えると、スピードに乗り王者の前に出て2着でフィニッシュ。着順が電光掲示板に出ると国立は再び歓声に包まれた。
日本勢は2大会連続のファイナル進出を目指す泉谷駿介(25、住友電工)は1組に登場し、スタートで出遅れ13秒52(-0.6)の組5着となり、タイムでもわずか0秒01及ばずまさかの予選敗退。初出場の野本周成(29、愛媛競技力本部)は13秒29(-0.6)の3組4着で、見事着順で準決勝進出を果たした。
村竹はレース後、国立競技場を見渡しながら「いやすごい(笑)こんなにお客さんいると思わなくて正直びっくりしてますけど、この大観衆の中で走れてとても嬉しく思ってます」と笑顔を見せた。
「次、通過するのが本当に大事になってくるんで昨年(パリ五輪)みたいにプラスで取るんじゃなくて、しっかり着順で決勝決めて、頑張りたいと思います」と力強く語った。
22年の世界陸上オレゴン大会以来、2度目の出場となった村竹は、今年8月16日の「アスリート・ナイト・ゲームズ・イン福井」で12秒92の日本新記録を樹立。
パリ五輪5位でメダルまであと一歩だった村竹は、今季世界2位のタイムを出し好調をキープ。世界陸上日本人初の表彰台入りを狙う。
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