名前の由来は貴婦人の「アレ」さくホロ食感のイタリア菓子バーチディダーマ
2024-02-19 11:00:00
バーチディダーマとは
「バーチディダーマ」はイタリア語で「バーチ(baci=キス)ディ・ダーマ(dama=貴婦人)」、つまり「貴婦人のキス」という意味を持っています。この名前は、まるく焼かれた2つのクッキーにチョコレートを挟んだ形状がくちびるに似ていることに由来しています。19世紀にイタリア・トリノで生まれたこのお菓子は、卵を使用せずにアーモンドパウダーをたっぷりと加えることで、ホロホロと崩れるような口当たりと豊かなアーモンドの風味が楽しめます。
クッキー生地にはたった4つの材料を同じ分量でボウルに入れ、混ぜるだけで作れる手軽で簡単なレシピです。生地を手で丸めるだけなので、めん棒や型は必要ありません。
バーチディダーマのレシピ
材料(14人分)
グラニュー糖 50g
無塩バター 50g
薄力粉 50g
アーモンドパウダー 50g
チョコレート(またはヌテラなどのチョコレートスプレッド) 50g
下準備
・バターをダイス状にカットしておきます。
・天板にシリコンマットまたはオーブンシートを敷いておきます。
・オーブンを使う10分前に160度に予熱しておきます。
作り方
① ボウルにグラニュー糖、薄力粉、アーモンドパウダー、無塩バターを入れてスケッパーでバターを刻むようにして混ぜ合わせます。
② 生地に湿り気が出てひとつにまとまってきたらラップに包んで平らにし、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
③ 手で丸めてシリコンマットを敷いた天板の上に並べていきます。(大きさはお好みで。今回はひとつ7〜8g程度の大きさにしました。)焼くと広がるので、ひとつひとつを離して並べます。
④ 予熱した160度のオーブンで15分程度焼きます。うすく焼き色がつく程度まで焼きます。
⑤ オーブンから出して天板に置いたまま冷まします。
⑥ あいだに挟むチョコレートを溶かします。(面倒であればヌテラなどのチョコスプレッドを使うと手軽にできます。)
⑦ スプーンや絞り出し袋を使ってチョコレートをクッキー生地に挟みます。チョコレートが柔らか過ぎるとチョコがクッキー生地にはみ出してしまい挟みにくいです。片方のクッキーの上にチョコレートを広げ、少し固まってきたら、もう片方のクッキーを重ねるときれいに仕上がります。
⑧ 冷蔵庫に10分ほど入れて、チョコレートが固まったらできあがりです。
基本のレシピをマスターしたら、いろいろなアレンジが可能です。中のチョコレートをジャムに変えたり、砂糖を減らしてヘルシーな仕上がりにしたり、さらには少しカカオを加えてチョコレート風味にアレンジすることができます。
イタリアのオリジナルレシピでは、アーモンドパウダーの代わりにトリノがあるピエモンテ州の特産品であるヘーゼルナッツパウダーを使用します。このヘーゼルナッツパウダーが加わることで、独特のコクと香りが楽しめます。ヘーゼルナッツパウダーが手に入った際には、ぜひそのレシピもお試しください!
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情報提供元: michill (ミチル)